歩いてインターホンを押すバイト

タイトルからして、ピンポンダッシュのようなちょっとした犯罪感を覚えますが、由緒正しい(?)ゼンリンの調査員のバイトです。

 

結構な人数が稼働するバイトなので、珍しくはないかもしれません。

 

 

自分が働いた時には、一ヶ月の短期バイトが数人と、三ヶ月の方が数人、準社員的な扱いの人が数人という感じでした。

 

今は分かりませんが、今をさかのぼること10年は前の田舎では、社員ではなくアルバイトとパートらしき人々で調査員は回っていました

 

知っている方もいらっしゃると思うのですが、非常に地味な仕事です。

 

 

去年版の地図を持って指定されたエリアを歩き、表記と表札が合致しているのかただただ確認していく仕事です。

 

ゆっくりでも地図が読めて、帰りの集合場所(田舎だったので車で送迎されておりました)に時間通りにたどり着く力があれば大丈夫な感じです。

 

新しくできた建物や道路は、歩幅を使って計測し、その場で地図に記入しておりました。

 

 

新しいお家は表札と合致しているのか、地図に名前を載せて大丈夫か等を確認するためにインターホンを押して住人に確認を取っておりました。

 

これが結構きつかったです。

 

地図屋さんだと言って地図を見せるとだいたいが納得してくれるのですが、突然の訪問に愛想よく対応できる方々ばかりがいるわけではありません。

 

きつい言葉をかけられて凹んだこともあります。

 

仕事中に家を回っているどこかの会社の営業さんにも会って、彼らはもっと大変な思いをしているのだろうなとも思いました。

 

 

どこの会社か分からない営業さんと奇妙な連体感が生まれる仕事ではありました。

 

田舎すぎて持たされた防犯ブザーの誤作動に誰も反応してくれないという軽いホラーな話もありましたが(本当に緊急事態でも誰も周囲にいないという恐怖)、自分は一ヶ月の短期だったので特に問題もなく契約を満了することができました。

 

残暑厳しい季節だったと記憶していますので歩くのはかなりきつかったですが、体を動かす仕事はそれなりに充実感があり肉体労働だからか田舎とは思えない時給でした。

 

他にやったことのあるバイトよりも100円以上時給がお高めでした。

高時給のアルバイト

 

田舎ではびっくりな待遇です。

 

お給料のこともそうですが、体力的にきつい(ちょっとだけ精神的にもきつい)仕事ではありましたが、楽しいこともありました。

 

車で連行された強制的に知らない場所を歩けるのはそれなりに楽しかったですし、田舎だったおかげか農作業をしている方々にみかんをいただいたこともありました。

 

飲み物をもらっていた方もいらっしゃいました。

 

暇が嫌いな方は、働いてもいいのではないかと思います。

 

休憩時間以外は歩いて回る仕事なので、手持ち無沙汰でやることがないという気持ちとは無縁でいられます。

 

この仕事中に体力的に疲れたことはあれど、退屈したことはありませんでした。

 

それを考えると、結構いい仕事だったのではと振り返れって思います。

 

終わったから言えること、だとは思いますが。