友達から心配されながら続けたバイト

私が香川県の田舎から大阪に引っ越してきてから1年後に始めたバイトです。

 

ようやく大阪に慣れた頃に近所に【山本耳かき店】という謎のお店を見つけました。

 

 

そこはいわゆるオタクが集まる場所にありその看板には浴衣姿の女の子が耳かきを持った写真がありました。

 

浴衣を着ることが好きな私は凄く気になって直ぐにネットで調べるとバイト募集中とのこと。

 

直ぐに応募し面接を受けて働くことが出来ました。

 

 

そこの中には畳の部屋が4つくらいありのれんで区切られていて何かあったときは店長が直ぐに気づける様になっていました。

 

そのバイトでは女の子のことを【小町】と呼んでいました。

 

 

初めは先輩小町から浴衣の着方や研修を受けてマッサージ~耳かきまで教えて貰いマニュアルを見ながら実践。

 

2、3回練習を重ね実際にお客さんに施術をします。

 

初めはコツが掴めずに苦戦…耳の穴の奥まで耳かきを入れる事が凄く怖くて休みの日に何度も親友の耳を借りて練習しました。

 

人数をこなすうちに色々な耳かきを使うことが出来て自分が気持ちいいと思う耳かきでごっそり取れたらちょっと嬉しかったりしました。

 

土日はお客さんも多いのですが平日は凄くゆっくりとした時間が流れていました。

 

 

その間は浴衣を洗いにいったり、畳で寝てしまったり…他の小町と談笑したりとかなり気も楽で楽しかった思い出です。

 

慣れてくると指名をしてくれるお客さんも出てきます。

 

 

指名は30分でプラス500円かかります。

 

ときにはホームページから写真を見てから指名してくれる方もいたりします。

 

 

私たちは時給制なのですが指名料はそのまま小町のお給料になるのでみんな指名が貰えるように必死です。

 

お帰りのときには名刺とポイントカードを渡してアピールします!時には延長を申し込んでくれる人もいます。

 

 

私も多くはないですが指名を何度か頂きました。

 

遠い人で淡路島から大阪に来た時に寄ってくれて指名してくれる人もいました。

 

その方は6年たった今でも会うことはないですがたまに連絡を取り合うほどで私の結婚式には大きなお花を送って下さいました。

 

 

このバイトは始めるまではお客さんとの距離が近くて怖いかな?という思いもありましたし友達からは「なんでそれを始めたの?危ないから気をつけて!」といわれてました。

 

ときには風俗店と間違えられたり、抱きつかれたりしたこともありました。

 

でも風俗ではないし軽い気持ちで来る若い方がほとんどだったので続けられたかなと思います。

アルバイト経験

 

次第に耳かき店は経営が悪化しバイトの回数も削られて…この仕事の他にもバイトを掛け持ちしていたので結局は辞めることになったのですがその後に潰れてしまいました。

 

今まで色々なバイトをしましたがここまで気が楽にできたバイトは無かったです。

 

もう30歳なので出来ない仕事かなと思いますが若い時に色々な経験をしておいて良かったかなと今になれば思います。

 

今しかできないことをみなさんチャレンジしてほしいです!