初めての訪問入浴の看護師のバイト

私は、大学病院で5年間働き結婚を機に仕事と家庭が両立できるように総合病院へと転職をしました。

 

しかし、転職先の病院はまさにブッラク病院であり仕事環境に不満と病院の経営方針に嫌気がさし、わずか2週間で退職しました。

 

転職の失敗によるショックなどのストレスから、鬱のようになってしまいました。

 

 

約1か月休職し、少しずつ精神的に落ち着き働こうと思ったときに、正社員ではなくバイトや派遣から仕事復帰をしようと考えました。アルバイト体験談

 

看護師のバイトは、まず紹介会社に登録し紹介会社から派遣されるような形でした。

 

私は、後々に病院やクリニックで正社員として働きたいという希望があったため、単発バイトでは病院やクリニックで経験したことのない分野のものをやろうと思いました。

 

そこで私は、1日限定の訪問入浴を選びました。

 

 

訪問入浴とは、身体の障害や寝たきりの方で一人で入浴が困難な方でも入浴できるサービスのことで看護師としての仕事は、健康状態を把握し入浴可能かの判断と入浴の介助、また傷の処置を行っていきます。

 

今回の訪問入浴では、看護師・介護士を含めた3人で7~8件の利用者さんの家をまわりました。

 

私の仕事は、ます移動中の車のなかでざっと利用者さんの情報収集をします。

 

移動時間の約10分ぐらいで、利用者さんの病気、どこに傷がありどんな処置をしているのか、麻痺の有無、今までの経過を把握します。

 

利用者さんの自宅についたら、すぐに組み立て式の浴槽を部屋の中に設置し必要物品を運び入れます。

 

利用者さんの中には、エレベーターのないアパートに住んでいる方もいるため階段での荷物搬入はとても大変でした。

 

ある程度準備を手伝った後は、利用者さんの健康状態のチェックと洋服を脱ぐ手伝いを行います。

 

寝たきりの利用者さんがほとんどだったため、3人で抱きかかえるようにして浴槽まで移動しました。

 

お湯につかりながら利用者さんの体をきれいに洗っていきました。

 

入浴後は、体が冷える前に急いでベッドへ移動し髪を乾かし、着替えを行っていきます。

 

あとは、片づけをして次の利用者さんのところへ向かいます。

 

車での移動中に、利用者さんの入浴時の状況や健康状態を記録します。

 

以上の内容が一連の流れになります。

 

 

今回の訪問入浴では、7件まわりました。

 

後半のほうは、腰痛と手足が疲れ切っていました。

 

あまりにも、体力が必要で疲れ切ってしまったため昼食も喉が通りませんでした。

 

仕事が終わるころには、会話もできないぐらいぐったりしていました。

 

このような重労働のなかで毎日仕事をしている介護士さん達はすごいなぁと尊敬しました。

 

 

仕事が終わり、次の日には案の上、全身筋肉痛でほとんど1日中寝込んでいました。

 

重労働で大変な訪問入浴でしたが、大変な中でも利用者さんが嬉しそうに入浴している姿や、楽しみに入浴を待っている姿をみるとやってよかったと感じました。

 

また、利用者さんから「ありがとう」と言ってもらえることが看護師として働いていて改めてよかったと思いました。

 

このバイトの経験からまた、看護師として働く喜びを感じ仕事を続けていこうと考え直す機会になりました。